『口に才ある者は多くの事に拙なり。 伊藤東涯』 「口八丁手八丁」などとも言われますが、実際には少数派なのかも知れませんね。 「口が達者な人は、言っているだけで実行しない」 などとも、揶揄されることもあります。 何も言わない人の方が、コツコツと物事に取り組んでいるようです。 江戸時代中期に活躍した儒学者の伊藤東涯ですが、私塾でも教育に携わっていたようです。 その観察眼からのこのフレーズには重みを感じます。 「天は二物を与えず」のようなイメージも感じます。 表現方法には、得手不得手があります。 口が立つ人、文章で表現する人、絵心で見事に表現する人など、人それぞれです。 基本的に、不器用な人が大半と…