太公望(下)【電子書籍】[ 宮城谷昌光 ]価格: 774 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 商の受王(紂王)の側に叔父にあたる箕子と比干がいたが、王は諫言をする彼らを煙たがって遠ざけ、自分の力で体制を改革しようとしていた。対して愛妾の姐己は艶麗さで王を取り込み、紂王は姐己を喜ばせるために 「酒池肉林」と呼ばれる祭典を催す。そして周公を除く三公の陰謀が発覚し、鬼公を含む三人は極刑で謀殺された。 同時に周公父子もそろって捕縛され、嫡子は殺害さてしまう。商に対抗でいるのは周だけであり、ここで周公を失うと商を倒すことはできない、と望は考える。そして対策を練る周公の二男の発(のちの武王)は、望の知恵を頼…