先日届いた自治体の広報を読んでいると、「ふるさと納税」についての囲み記事があった。多額の住民税が流出しており、それが年々増加しているという内容だった。都市部ではどこの自治体では同じ悩みを抱えているようだが、この記事には、具体的に昨年度は〇〇億円が流出し、その規模感について「某施設の年間運営費と同程度」「道路や橋の年間維持費より多い」などなど、具体的に示してありわかりやすかった。さらに以下のように付け加えられていた。地方交付税の交付団体では、ふるさと納税で住民税が減収した場合、減収額の75%が地方交付税により国から補填される。しかし我が自治体のような地方交付税の不交付団体には、減収分がそのままマ…