8月23日、将棋の王位戦第5局の2日目。 挑戦者佐々木七段の封じ手は1四角だった。 受けて立つ藤井王位の次の一手は何か ? 予想してみた。 考えること数分、攻めより守りの(銀を1つ前に進める)4七銀だ。 これしかなかろう。 今朝の新聞で答え合わせをすると、藤井王位も同じ4七銀だった。 異なるのは63分間の長考の末だったこと。 偶然の一致だろう。私の一手は単なる思いつき、直感に近い。 その後は、素人には思いもよらぬ展開となり、一時は危ないと思われた藤井王位が勝利した。 63分もの間に何通りの手を考え、何手先まで読んだのだろうか。