第二次大戦中インド国民軍と共にビルマ戦線に従軍、戦後英印軍の指揮下に入り約1年サイゴンの警備につく。戦後学究生活に戻りインド古代史の研究に携わる。
京都大学人文科学研究所『東方学報』において「元典章の研究」に取り組む。
昭和31年に東北大学に着任し、40年東洋史学第1講座担任となり、58年まで在職する。佐藤は専門とする中世イスラム経済史にとどまらず東西交渉史の実証的研究にも大きな業績を収めた。
『インド古代史−世界の歴史6−』河出書房新社
『イスラーム商業史の研究』同朋舎出版
『東西アジア交流史の研究』東洋史研究叢刊
『内陸アジア史研究』中央アジアにおける仏教流伝 ……−内陸アジア史学会−
『仏教文化研究所紀要』「ソドグ地方における仏教流伝」
『宮城の研究 第3巻』伊達政宗の遣欧使節と国際環境