『奉仕の友』114号(財団法人奉仕会、昭和17年3月)。これも平安蚤の市でナンブ寛永氏の200円均一箱から入手。数冊あったが、会長の佐藤鐵太郎海軍中将の追悼記事が載る本号だけ購入。追悼文としては、佐藤と海軍兵学校で同期だった鈴木貫太郎海軍大将・男爵や副会長の若王子文健男爵の一文が載る。その他の記事は、栗原美能留(大政翼賛会壮年団総務)「我れは獅子の子なり」や小山亮清(陸軍航空本部部員・陸軍中尉・工学博士)「空中戦と列国空軍」などである。 佐藤の名前は、「ここにも市河彦太郎の影が・・・ - 神保町系オタオタ日記」で言及していて、天津教の外郭団体とされる皇道世界政治研究所の関係者の一人として記憶し…