いつもお世話になっている方の出身校が、この小説の舞台になっているそうで、面白いから読んでみて、と貸してくれました。 タイトルにもなってる成瀬さんが、すごく魅力的でした♪ 小説の一部を紹介してもよくわからないかもしれませんが(;^ω^)、雰囲気が伝わるかなと思う部分を書きとめておきたいと思います。 P154 「成瀬さんはいつからかるたをはじめたの?」 「高校に入ってからだ」 成瀬さんは三回の大会で初段、二段、三段とストレートで上がってきたという。 「きのうがB級デビューだったが、さすがに厳しかった。もっと上を目指すには、美しい取り方を研究しないとだめだな」 成瀬さんは素振りをするように手を動かし…