屋敷林を形作る、表門付近のケヤキの大木。奥が主屋 講演会の会場となった土蔵の入り口 西東京市下保谷3丁目に残る屋敷林と緑地を後世に残そうと、民間有志でつくる「作左衛門の森を愛する会」(伴武彦会長)が3月26日、初の一般向けイベントとして講演会を敷地内の土蔵で開いた。 作左衛門の森は高橋孝さん(75)夫婦が暮らす住宅を中心とする敷地一帯約2800平方メートル。当主は江戸期享保まで交代名主役を務めていた旧家で、屋号が「作左衛門」。 徒歩3分ほど南にある別の旧高橋家屋敷林(市が買い上げ、現在は特別緑地保全地区)は「おかしらさんの森」と呼ばれ、屋号で区別された。 高橋孝家の主屋、土蔵、衣装蔵、納屋、表…