『本来、人は自分が侮辱されたと考えない限りは侮辱されようがない。また、人を汚すのは、「本人の内部からにじみ出てくるもの」であって、その人に対する悪口や嫌がらせではない。 ルース・ベネディクト【菊と刀(光文社)】』 人に傷つけられたという訴えを耳にすることが多い世の中です。 確かに、中傷誹謗が多い世の中ですが、そのすべてが、自分に向かっている刃だとは限りません。 何かに傷つき、落ち込むと、四面楚歌の心境になることもあります。 このフレーズは、逆転の発想を提示しているように感じます。 他人から攻撃を受けて、中傷誹謗をされたとしても、それが、自分に対する侮辱だと感じない限りは、侮辱されようがないとの…