幼少の頃、全自動運転の自動車、というのは当然、妄想の中にありました。 かの名作「ナイトライダー」がその根幹にあるわけですが、あの幼い妄想の中では、車が考えることで、まるで人として振る舞うことで全自動を可能にしていたわけで、まさに現代はナイトライダーの完成に向けて進化を続けている印象です。 ただ、その後、僕の考える自動運転の妄想は方向を変えました。少し大人になって、もう少し実現が容易そうな発想に落ち着いたというべきでしょうか。 その頃の妄想は、道路という道路に、今で言うICチップのような、情報交換が出来るものを埋め込んでおき、そこから得る情報に従って車が動く、というものでした。 そのぶんインフラ…