私たち姉弟の母がアルツハイマー型認知症と診断され、それと同時に 母の歩行状態も低下しました。 一人で銀行に行っていた母でしたが、弟に一緒に行ってもらわざるを得なく なり、母の銀行に弟が同行するようになったんです。 その途端に母の口座を銀行に凍結されました。 「お母さんの口座は凍結されましたので、ご家族にもご本人にもおろす事は 出来ません。後見人制度を利用して下さい。」 ここから私たち姉弟に後見人制度に対し腹の中が煮えくり返る日々が 始まりました。 後見人制度とは、自分で判断ができなくなった認知症患者や知的障害等の 障害者が持つ財産を守る為にある制度と国は言っています。 要するに家族が勝手におろ…