保守主義の傾向を持つ言論人が意見表明する場。メディア。 日本では「正論」、「諸君!」、「Voice」、「Will」が代表的な保守論壇である。 1980年以降、日本の保守論壇は親米か民族自立か、或いは新自由主義への評価などで分裂傾向にあるが、どの雑誌にも立場の異なる保守主義が混在し、雑誌による保守主義の色分けはまだできていない。 その意味では日本の保守論壇はまだ、冷戦構造或いは55年体制を引きずっているとも言える。
昨晩、石平さんが新しく始めたネット番組「石平チャンネル」の初回放送があり、それを拝見した。 YOUTUBEで前半の一部は見られる。 昨晩の放送の感想を、こちらに残しておきたい。
Elon Musk@elonmuskIn coming months, Twitter will translate & recommend amazing tweets from people in other countries & culturesThere are epic tweets in other countries every day (Japan especially) (Tweets will be translated before being recommended) 暇空茜@himasoraakane何度も言いますが僕のゴールは ・若年被害女性支援事業に対する住民訴…
■年間1兆円の“防衛費増税”「反対」71% 「賛成」22%を大きく上回る JNN世論調査 TBSテレビ 2023年1月8日 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/265796 ~~~ 政府は来年度から5年間の防衛費を43兆円に増額する方針ですが、この防衛費の増額について「賛成」と考える人が39%、「反対」と考える人が48%であることが最新のJNNの世論調査で分かりました。 また、政府は防衛費増額の財源として、2027年度には1兆円あまりを増税で確保する方針ですが、こうした防衛費を増やすための増税については「賛成」22%、「反対」71%でした。 政府・与党はこ…
タイトルの通り。昨年4月に公開された下記記事を偶然みつけた。 www.zaiten.co.jp 以下引用する。有料記事で途中までしか読めないので、無料部分のみ引用する。 安倍元首相の〝黒歴史〟は完全に封印 古谷経衡 プーチンを絶賛する「ネトウヨ」の怪異 カテゴリ:政治・国際 まさかの時に人の本性は剥き出しになる。ロシア軍によるウクライナ侵攻で、私はこの言葉を噛み締めている。平時は仮面をかぶり怪物であることを悟らせないが、有事の際にはそのグロテスクな本性を剥き出しにする。ウ戦争は、彼らの本性を炙り出すリトマス試験紙になっている。 2月24日、四方向から電撃的にウへ侵攻したロ軍は、ウ軍の激しい抵抗…
■安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である ~私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない~ 論座(朝日新聞)2020年08月30日(白井聡 京都精華大学人文学部専任講師) https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020082800004.html ~~~ 安倍政権の7年余りとは、何であったか。 それは日本史上の汚点である。 この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。 本稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間に…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 読んだ。 #母性のディストピア #宇野常寛 序にかえて 11 圧倒的な彼我の距離を言葉を用いて破壊し、ゼロにすること。遠く離れ、本来はつながらないはずのものを、つなげること。それが批判の役割だ。 12 世界には虚構だけが捉えることのできる現実が存在する。これはこの逆説を信じることができる人のための一冊であり、そしてまだ信じられないけれど、信じてみてもいいかも知れないと考えている人のための一冊だ。 第1部 戦後社会のパースペクティブ 1 二つの「戦後」から 13 【A】アメリカの核の傘…
■『右翼が米軍基地を批判しないのは、なぜ?』 38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由 右翼と愛国──若き活動家の主張「アメリカの正義を疑う」 現代メディア(講談社)2018.7.14 ~~~ ・右翼が米軍基地を批判しないのは、なぜ? 仲村が右翼の世界に飛び込んだのは20年前、18歳の時だった。 右翼の街頭演説を聞いたことで、社会に関心を持ったのだという。 右翼団体の中では大手とされる「大行社」に籍を置き、さまざまな活動に関わってきた。 北方領土返還運動や拉致問題解決の要求、日教組大会に出向いての街宣──。自民党本部で消火器をぶちまけて警察に拘束されたこともある。 彼女は間違いなく…
僕は40代半ば。このところ山田太一ファンであることを公言する機会も多く、『ふぞろいの林檎たち』など山田さんの代表作をリアルタイムで接してきた世代と受け取られがちなのですが、実はかなりファン歴は浅く、ここ10年あまりの間にCS、BS放送などを中心に、慌ただしく山田ドラマの多くに接してきました。 私見ですが、山田さんのドラマやエッセイは、現実の印象的な場面を巧みに、印象的に掬い取るよりも、意識的な問いを立てつつ反語的なアフォリズムを重ねていくように、思考や認識の厚みを時間をかけて得ていく、という方法を愚直に重ねて来られた、という印象を持っています。しかし、正直なところ、若い頃の自分はその作風が苦手…
なかなか正確には理解できていない「保守」「リベラル」という言葉(思想)を、茂木先生が歴史を紐解き解説してくれる著作です。 【第1部 保守思想の世界史】【第2部 敗戦後日本の保守政治史】【第3部 戦後「保守論壇」の10人】の三部構成になっています。 【第1部 保守思想の世界史】では、人類の思想史の流れをサクッと説明し、アメリカの大統領選挙でなぜあんな不可解な出来事が起こったのか等、わかりやすく解説されています。 【第2部 敗戦後日本の保守政治史】では、日本の戦後の政治史です。敗戦直後は、骨のある政治家がいたのに、だんだん「どうしようもない」政治家が増えてきて、読んでいて気持ち悪くなりました。 【…
・亀田俊和氏の勤務先への抗議などは、絶対にやめて下さい。宜しくお願い致します。 ・初めて当エントリーを読まれる方は、亀田俊和 - Wikipediaの他、以下の「呉座勇一事件(呉座騒動)」に関する記事などの、ご一読をお勧め致します。 kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com kensyoiinkai.hatenablog.com www.asahi.com www.asahi.com www.dailyshincho.jp bunshun.jp bunshun.jp g…
まだ子猫の愛猫・冴ゆの世話もあり、なかなか手が離せないことから、本を読むゆとりがあまりなく、昨日からようやく宇野重規『保守主義とは何か』を読みはじめた。 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで (中公新書) 作者:宇野重規 中央公論新社 Amazon バークにはじまり、T・S・エリオット、そしてハイエクと論が進んでゆく。 詩を書く人間の端くれとして、バークが若年期において『崇高と美の観念の起源』を著し、 人に心地よさを感じさせる美とは対照的に、崇高はむしろショックや緊張感を与える。とはいえ、そのようなショックや緊張感は、人間の生を助長し、再生の機会をもたらすとバークは論じた。このよう…
■安倍政権が切り捨てる日本の食と農。日本だけが輸入する危険な食品<鈴木宣弘氏> ハーバー・ビジネス・オンライン(扶桑社) 2019.12.22 https://hbol.jp/pc/209175/ ~~~ ・日本の食と農が崩壊する! 安倍政権はアメリカが要求する農協改革の名のもとに、農業への企業参入、農業の大規模化・効率化を推進してきた。 規制改革推進派の小泉進次郎氏が自民党農林部会長に就き、「農業が産業化し、農協が要らなくなることが理想だ」と公言する奥原正明氏が農水省事務次官に就いた。 諮問会議で農業改革の議論をリードしたのは、農業の専門家ではなく、金丸恭文氏、新浪剛史氏といったグローバリス…
私が体験した断食行の具体的な内容を述べる前に、当時の世相を記しておこう。 一九七〇年直前、日米安保条約改定反対や大学臨時措置法反対で、全国の大学は全共闘系学生によるバリケード封鎖、共産党青年組織の民青系学生による無期限ストライキで、荒れに荒れていた。学園紛争の洗礼を受けなかった大学は皆無だったと言っていいだろう。高校や中学にすら、紛争が燎原の火のように広がったのである。いわばイデオロギーの時代だった。 六〇年安保は「民青にあらずんば学生にあらず」、七〇年安保は「全共闘にあらずんば学生にあらず」とばかり、全国の大学は左翼学生が跋扈(ばっこ)し、猖獗(しょうけつ)極まった。 全共闘が東京大学の安田…
■【安倍元首相の国葬アンケート結果発表】「反対」が79.7%で「賛成」の4倍以上 「在任期間が長いだけ」の声も… 「文春オンライン」2022/08/13 https://bunshun.jp/articles/-/56632 ~~~ 7月8日に銃撃を受けて死去した安倍晋三元首相(享年67)の国葬が、今年9月27日、東京・日本武道館で開催されることが閣議決定されました。 首相経験者として国葬が行われるのは、1967年の吉田茂以来、戦後2例目として注目を浴びています。 岸田文雄首相は、異例ともいえる国葬を決断した理由として、憲政史上最長となる8年8カ月の長期政権であったことや、東日本大震災からの復…
■『 沖縄集団自決論争 」始末記(1)…大江健三郎『 沖縄ノート』を読みながら…。『安倍元首相銃殺事件』以後、統一教会問題という戦後史の闇が、政界や論壇、ジャーナリズムを巻き込んで、暴かれようとしているが、私に限って言えば、「統一教会 」と自民党政治家の問題というよりは、「統一教会 」と「 保守論壇 」や「保守ジャーナリズム」の関係の方に、関心がある。つまり、保守論壇や保守思想と「統一教会 」の関係という問題である。もっと具体的に言えば、沖縄集団自決論争や沖縄集団自決裁判問題における「統一教会 」の役割という問題である。私は、ある時期、沖縄集団自決論争という問題に、かなり熱心に取り組んだことが…
前回はハンスカロッサ著作集から「狂った世界」を引用した。偶々、枕元に開いたページを読んでいくと、ウクライナロシア戦争はウオッカ戦争ではないかという想いが突然、頭をよぎった。そのような次元を考えなければ分からない一面がある。 超重要な政治(軍事)意思決定がトップ指導者たちの一部に集中した場合、状況に相応しくない判断が個々人の属性によって下されることが過去にあった。しかし、その時点では周囲が反対し修正させる余地がなかった。 *************************************** ************************************ 2014-03-11 …