陰から光へ(再)2 愛を知りたければ愛のない世界の有り様を知ることだ。 憎しみ、恨み、嘲り、罵り、そして言葉と肉体の暴力の世界 誰も経験はしたくないが少なくとも弁えるべき知識として考えることだ。 真善美を知りたいときも同様である。 陰性を考えることでその対極を想起することが必要だ。その知識によってより切実な信仰を思うだろう。 またそうすることで陰性のことを資料として冷静に見ることが出来るだろう。 陽性ばかりを見て良かったと言っても人間にとって陽性の見聞きが与えるものは飾り言葉になりやすく弱く浅く薄くなりやすい。 それは恐らく気持ちの良さを優先するからだろう。 キリストの愛を受け取った聖書の人々…