元統一教会が安倍首相暗殺事件に関わったことで目下は非難囂々の有様で、世間では新興宗教団体への眼が厳しくなっている。では、実際にはどれくらいの新興宗教が存在、活動しているのだろうか・・という関心に応えてくれる本であります。対象は、仏教や神道、キリスト教を除く、江戸時代末期より後に創立された宗教です。信仰の自由は憲法で保障されていること周知の通りですが、本書を読めば新宗教のほとんどはトラブルメーカーでもあるということが分かります。神仏への帰依を放り出して、金や人事で争いの絶えないのが実情。とはいえ、キリスト教やイスラム教、それに仏教も創始以来ゴタゴタ続きであること同じだから,エラソーなことは言えな…