中学校の修学旅行や林間学校などでは、1つの旅館(ホテル)に1つの学校が宿泊することになる。A館とB館に別れるなどして、自由に行き来ができないような旅館なら2校が宿泊することもある。 一般客がいても特に問題はないが、一般客は非常に少なかった。大勢の中学生が宿泊していれば静謐な雰囲気が失われることもあり、旅館側がそのことをお客さんに伝え、了解の上で泊まってもらうようにしていたからだろう。 旅館内で他校生と接触できないようにするのはトラブルを心配するからである。京都市内の見学地で、目が合っただけでイチャモンをつけられ、蹴られた生徒がいたが、そんな嫌な思いをさせてはならない。楽しい思いをたくさん味わっ…