『万国旗』というと子供の頃は運動会を思いましたが、 最近は平和への願いから、 国連に立ち並ぶ各国の旗がまず思い浮かんできます。 現在の世界情勢の報道から、一句。 国連の居並ぶ旗に霙霏霏 こくれんのいならぶはたにみぞれひひ 霙〖冬の季語・天文〗霙る 雪混じりの雨で、シャーベット状で降ってきます。 冬の初めや終わりに多い。明け方の霙は日中雪に変わりやすい。 『霏霏』は、1.雨や雪が絶え間なく降るさま。雲のとぶさま。霞のかかるさま。 2.なびく、ひるがえる。 戦争の寒々としたニュース報道を観るたびに、世界の平和を希求しますが、国連はまるで凍りついように機能不全に陥っているとか。。 句は、(居並ぶ旗)…