高血圧は日本人の約4300万人が患っている国民病で、動脈硬化から脳卒中や心筋梗塞などにも繫がる怖い病気でもあります。 ところで高血圧を改善するには、食事で「減塩」するのが定番ですが、薄味の味気なさは長続きしません。そこで発想を転換して、入る塩分を減らすのではなく、出すのを増やそうとする「塩出し食」の勧めを紹介します。 塩分(NaCl:塩化ナトリウム)の中で、血圧にはナトリウム(Na)の摂りすぎが良くないのです。 塩出し食とは、ナトリウムの排出に効くミネラル、特にカリウム(K)・マグネシウム(Mg)・カルシウム(Ca)を効率よく摂取して、ナトリウムを追い出すようにする食事を指します。 これら3種…