書きためていた昨年のいつしかの 今週のお題「名作」 いわずとしれた、日渡佐紀先生の作品である www.hakusensha.co.jp 時代背景もあり、ノリが少々違う事などもあるが(あたしとちがうだけなのかも) 話を読み進める事で、緻密な構成と幾重にも仕掛けられた 人間の心の有り様が描かれる (あらすじ) 都会の高校に転校してきた高校1年生の坂口亜梨子は隣に住む 小学4年生の小林輪にいたずらされ振り回されていた。慣れない高校生活、都会の自然の少なさを嘆きながらすこしづつ、少しづつ環境に前向きになっていく亜梨子の様子と、物語の初期に起こった輪のマンション転落事故のあと、覚醒(前世の人物の記憶を持…