おはようございます。本日の読書レビューは、知念実希人氏が2016年に刊行した『優しい死神の飼い方』です。マンガ版も人気のようですが、オーディブルで光文社刊のものを、聴きしました。知念実希人氏の作品は、今年に入ってから発見した作家さんですが、『ガラスの塔の殺人』、そしてデビュー作の『レゾンデートル』の筆力のすごさに感動して、読破したい作家の一人となりました。この作品は、ファンタジーと医療ミステリー、死生観などが、ギュッと詰まった一冊!時折、切なさも合わせを持つ、五感をしびれさせる作品でした。 主人公は犬に扮した死神 レオの仕事 曰く付きの館 お屋敷親子の芸術センス 4人目の仕事は 殺人犯が忍び寄…