写真は、中国の公園や広場で近年よく見られる「水地書法」です。筆自慢のおじさん、おじいさんたちが朝夕、公園に現れては自慢の腕を披露してくれます。水を含ませた筆を使っているので、乾くまでの命というまさに瞬間芸術ですね。四川省あたりで始まったこの動きは、その後中国各地に波及し、当初愛好家が手作りしていた筆もいまや専用のものがネット販売されるほど人気を博しています。どのおじさんも見入ってしまうほどに字が上手で、今度中国へ行くときは無地の掛け軸でも持参して漢詩でも書いてもらおうかなと思うほどです。さすがは漢字発祥の国ですね。 昔から中国の公園や広場では、大勢で太極拳をしている光景が有名ですが、昨年訪れた…