曹洞宗宗務庁運営企画室が先月発表した「曹洞宗 2045年予測」(曹洞宗のホームページで見ることができます)がなかなか衝撃的な内容なので、かいつまんでご紹介します。 何より驚かされるのは、近年顕著となり、今後も加速が予測される僧侶数の減少です。 曹洞宗の僧侶数は2005年にピークに近い26,603人を記録しましたが、2024年には約15%減の22,521人に落ち込み、2045年にはそこから約30%減の15,749人にまで減る見通しです。 その一番の要因とみられるのは、2005年に始まった10~30代の若手僧侶の急激な減少傾向、つまり僧侶のなり手不足です。 1995年に全体の39.4%を占めていた…