六本木の国立新美術館で開催中の「国立新美術館開館10周年 安藤忠雄展―挑戦―」を見てきました。当初、美術館でなぜ建築の展示会をやるのかと不思議に思いましたが、素人ながら新鮮な気持ちで楽しめました。見に行ってよかったです。稀代の建築家・安藤忠雄は、専門教育を受けずに建築家として大成したことで知られています。今回ボクシングのプロライセンスを取得していたことを知りあらためて驚きました。入り口近くで安藤の現在のアトリエを原寸大で再現した展示が迎えてくれますが、そのなかにボクシンググローブやボクシングシューズがあったのが印象的でした。展示の後半は主に表参道ヒルズや海外の美術館などの巨大プロジェクトが紹介…