僕が撮った写真だ。通りがかったマクドナルド499浪の平店の手前から、隣にある結婚式場のベイサイド迎賓館のチャペルを望む、秋の夕方の空を撮った。 これを現像していて、ふと「これを何と呼ぶべきか」と考えたのだった。え、写真でしょ、と事も無げに言われるのかもしれない。でも、ちょっとだけ、僕の感じている違和感についてお付き合いいただきたいと思うのだ。 写真、というのは随分厳しい言葉だなあ、と思う、なにせ、真を写す、というわけだから。でも、光学的に、そのときの光がもたらす情報を記録したからといっても、それは本当に真を写していると言えるのか、という話は昔からあるわけだ。 たとえば日の出や日没、月の出や月の…