1985年8月12日、日本航空123便が群馬県上野村の山中「御巣鷹山」に墜落した。死者520名(生存者4名)。航空機事故では最悪レベルの惨事だった。(日本航空123便墜落事故) この事故にかんしては様々な憶測(陰謀論を含めたもの)がある。事故原因がいまだにはっきりしていないからだろう。思うに、この問題の本質は日本の司法制度(事故調査における免責制度がないこと)にあるのではないか──。 今回、1月2日に起きた衝突事故(日本航空516便衝突炎上事故)も同じことが懸念されるのである。 2024年1月2日、羽田空港に着陸した日本航空516便が海上保安庁の航空機と滑走路上で衝突・炎上 免責制度とは司法取…