これはお釈迦様が一国の王子であった29歳の時。 仏への道を歩まれるきっかけとなった話。 東の門から外に出たら 歯が落ち腰が曲がり、杖を頼っている枯れ木のような老人を目の当たりにします。 王子は誰しもがこのように老いさらばえる苦しみがあることを知り、若さは永遠ではないことを知りました。 南の門から外に出たら 病気に悩み陰鬱とした人を目の当たりにします。 王子は病によって人は苦しむことを知り、健康が当たり前ではないことを知りました。 西の門から外に出たら 死者と葬式の行列を目の当たりにしました。 王子は死は必ず訪れる事を知り、その死ぬと言う現実がありながら生きるがある苦しみを知りました。 北の門か…