八代市立博物館未来の森ミュージアムの今月の展示は「殿の道中絵巻」というものです。 www.city.yatsushiro.kumamoto.jp八代城主松井家は細川藩の家老職でしたが、代々徳川幕府からも直接領地を与えられていたために、代替わりの際には江戸に参府し将軍にお目通りを許されるという家でした。 松井家10代章之(てるゆき)は安政3年に江戸に出府したのですが、その折に絵師の杉谷雪樵を同行させ道中の風景を描かせました。 その道中絵巻を今回は展示しました。 3月11日に八代を発ち4月25日に江戸に着いたのですが、その中で神戸、奈良京都、岡崎、静岡といったところの光景が展示されていました。 こ…