11月25日は、1940年(昭和15年)に、皇紀2600年記念行事の1つとして天孫降臨の地・ 宮崎市に建設されていた八紘之基柱・平和の塔が完成し竣工式が行われた日です。 この塔は、現在は、「平和の塔」と呼ばれていますが、戦前・戦中は、「八紘之基柱」 (あめつちのもとはしら)と呼ばれていました。 この塔は、神道で使う御幣を形どっていて、設計は著名な彫刻家の日名子実三が担当しました。高さは36.4メートルで当時、日本で1番高かった丸ビルを超えます。 正面には、当時の天皇の弟で、大正天皇の次男の秩父宮が書かれた「八紘一宇」の文字が刻まれています。 「八紘一宇」は、約1300年前に編纂された「日本書紀…