東京・六本木に位置するクラブ「フラワー」で2012年に発生した殺人事件。9月2日の深夜、同クラブ内のVIPルームにて、飲食店経営者の藤本亮介がバットで武装した集団(“バットマンズ”)から突然の襲撃を受け、同日に死去。事件直後から次々と国外へ逃亡していった犯人らは、のちに見立真一や石元太一を始めとする関東連合OB、ならびにその関係者であったことが判明した。海老蔵事件と並ぶ著名な関東連合関係事件で、西新宿・金村剛弘撲殺事件と並ぶ著名な“バットマンズ”事件。警察当局が“半グレ”集団を“準暴力団”と規定するきっかけとなった事件でもあった。