お印 内親王妃宮家 お印(おしるし)は、日本の皇族が身の回りの品などに用いる徽章・シンボルマーク。御印章とも[1]。 起源 起源は一般的には江戸時代後期、光格天皇の皇子・皇女らが用いたものとされているが、「内々のしきたりで記録にも残されない。正直言って詳しいことは分からない。」と宮内庁書陵部は発表している[2]。明治時代以降、宮廷内で広く用いられるようになった。皇室典範など法令上の明確な規定はなく、慣例として行われてきた制度である。皇族に仕える者たちが、皇族の名前や称号を書くことは恐れ多いと考え、お印を使うようになったともいわれる[3]。もともとは女性の間で始まったという説もある[4]。 実例…