もし「時の流れ」がなかったら アメリカ、ドゥニ・ビルヌーヴ監督 突如、アメリカ、モンタナ州に降り立った巨大な卵型の宇宙船。同じような宇宙船が世界の12か所に姿を現した。 世界中の人々は怖れ、騒然となる。地球上に非常事態宣言がだされる、エイリアン(ヘプタボット)はなにを求めているのか。そして目的は何なのか。それを探るために言語学の第一人者であるルイーズが派遣される。 言語こそが文明の基盤であり、思考は言語によって左右される。だからルイーズは言語を理解することでエイリアンとコンタクトをとろうとする。 その一方、若くして亡くなった娘ハンナの記憶が突然、蘇ってくる。なぜだろうか。 エイリアンの表意文字…