只今、森鷗外記念館では「教壇に立った鷗外先生」展開催中です。 医師であり小説家であった森鷗外には、教師という顔もありました。 医学校で医学を教えるほか、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)や慶應義塾大学では、審美学の講義も行っていました。 修身や唱歌の国定教科書の編纂にも携わっています。 現在でも「高瀬舟」や「舞姫」など、数々の鷗外作品が教科書に掲載されていますね。 国語の授業で鷗外を学んだという人も、きっと多いことでしょう。 本展では、教師としての鷗外の一面を、鷗外の編纂した教科書や、講義を受けた学生のノート、書簡など多数の資料を通して興味深く紹介しています。 また、館内併設のモリキネカ…