・延元1年(1336) 8.15 豊仁親王は践祚した(光明天皇)。(『洞院家記』『園太暦』) ・建武3年(1336) 11.2 光明天皇は後醍醐先帝より神器を受け取り、後醍醐先帝に対して太上天皇の尊号を贈った。(『勘例雑々』『践祚部類鈔』) ・建武3年/延元1年(1336) 11.7 足利尊氏は『建武式目』を公布した。(『建武式目』) ※『建武式目』は、公家が理想視する醍醐天皇・村上天皇の時代と、武家が理想視する北条(平)義時・泰時父子の時代を持ち出して、公家と武家が協力する体制の構築を目指した(末木文美士『日本思想史』)。 ※第1条において婆娑羅を戒めて、倹約を推奨していることや、賭博や闘茶…