自分の執筆した書籍を出版したい著者と、良い書籍を出版したい出版社を繋ぐ職業。 著者に始まり、書籍の構成、デザイン、タイトル、予算や、デザイナー、出版社など、出版に関わる事柄のコーディネイトに携わる。 キラリと光る文章力を持ちながらも地下に埋もれている人材を発掘し、ここだというレベルまで育て上げてからその著書を出版し、ロングセラーやベストセラーを執筆できるようになるまで手助けしてこそ理想の出版プロデューサー、と言われている。
■本日の言葉5月15日 「死ぬまで働く覚悟、死ぬまで遊ぶ余裕。」(出版プロデューサー・生活経済評論家/川北義則) 出版プロデューサー・生活経済評論家の肩書を持つ作家の著書の一文からです。日本人の平均寿命が延びるなか、いつまで働くか、どのように生きるかは、誰もが一度は考えることでしょう。一生現役は理想の生き方です。死ぬまで働く覚悟があれば、死ぬまで遊ぶ余裕も持てると思います。その準備は今からでも遅くはありません。
最近「本を書いて出版したい」という相談を受ける機会が増えてきた。ブログやSNSなど、好きに書いたものをデジタルで世に出すことが容易になった昨今、「出版」といったフォーマルな形をとった情報発信の価値が再評価された結果であろう。この相談に私は必ず、「まずは企画書から書いてください」と返答している。そこで間違いなく返ってくるのは、「で、どこからどう書くの?」である。今回は、実用書出版に焦点を当て、「出版の企画書とはなにか?」から、その書き方のノウハウまでをまとめる。 そもそも、出版の企画書とはなにか?出版の企画書とはなんだろうか。一言でいって「本の図面」である。その出版を通して、受け手である読者がど…
我々が運営する知活人コミュニティが、出版事業を開始しました。その第一弾刊行物が、『埼玉を食べつくす“ネイタマ” Native Saitama: 魅惑のフード合衆国・人生を賭ける埼玉メシのすべて』(高橋智 著)です。 著者の高橋智(プリティ・ワンダフル・サトシ)氏は埼玉のソウルフードを20年以上食べ歩いた元バックパッカー。世界を歩きつくした末にたどり着いたのが埼玉、という経歴の持ち主。埼玉県越谷市を中心に地元FM局のDJや街探索などイベントのプロデュースも精力的に行っています。 高橋智氏を筆頭に、プロのグラフィック・デザイナーとITベストセラー筆者、そしてIT出版プロデューサーの私たちが、「悪ノ…
ビックリです気温にも時の速さにも。どうしましょう2024年の4月が終わります。お陰様でブログが更新できないほどに(あ、これは言い訳ね)楽しくも忙しくしています。 わくわくして今を生きるスマイル♡ガーデン薬剤師のじゅんこです^^~~~~~~~~~~~4月のイベントを駆け足でまとめてみます。他にもいろいろあるけどダイジェスト版です~~~~~~~~~~~まずはご報告として「数秘術基礎講座」を開催いたしました^^始まる前にオラクルカードをひとりひとりが引いて何のために講座を受講するか見てみました。自分の持っている数字だったり抱えていることに対するメッセージだったり始まる前からシンクロにビックリしていま…
売れるためには知名度をを上げることですが、 実は知名度よりも大切な要素があります。 それが「認知度」です。 「知名度」と「認知度」は似ていますが違います。 ----------------------ブランド力を高めるには一貫したイメージを持たせること---------------------- 書籍を出版することによって著者はその分野の専門家で一流のプロとして認識されます。 そうした意味で出版は、 信頼や実績というお金では換えないブランド戦略 なのです。 先日、 「お客さんが来る人と来ない人ではどこが違うんですか?」 という質問があったのでお答えしました。 それは「認知度」の違いです。 知名…
「あいつは口ばっかりだ」という言葉とか、 また 「いつか、いつかと、言っている人間は いつまで経ってもやらない」 などという言葉や格言を耳にされたことがおありではないでしょうか? しかし…… 『あの格言は大嘘です。』 こう断言するのは、 コミュニティマーケッター・出版プロデューサー・講演家の 田中克成氏。 田中氏によりますと 『500人以上の成功者の半生を 1年ずつ細かくインタビューしましたが、 どんなに偉い経営者も 「いつかいつか」と 言っている時期が必ずありました。』 というのです。 更に 人が行動を起こせるようになるには、 4つのステップがあるとのこと。 最初のステップは… ①「不言不実…
一条真也です。103冊目の「一条真也による一条本紹介」として取り上げるのは、『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林)です。ちょうど3年前となる2021年1月28日に刊行されました。「なぜ、コロナ禍の中で大ヒットしたのか」というサブタイトルがついています。 『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林) 本書の帯 竈門炭治郎の羽織と同じ市松模様の帯には、「決定版登場!」「作者も気づかなかった(だろう)、日本人の心の奥底に触れた理由。だから老若男女の魂を震わせた!」と書かれています。 本書の帯の裏 帯の裏には「好評既刊」「一条真也著」「『死を乗り越える』シリーズ」として、『死を乗り越える読書ガイド』、『死を乗り越え…
第3章 「ピークはまだ先」を死ぬまで忘れない 人生の節目節目に行われる同窓会。 歳を重ねるほど、同窓会の話題は、ほとんどは病気の話、年金の話、孫の話。 そして昔話。 話の流れ次第では、やがて「あのころに戻りたい」「あのころがピークだった」と懐古一色になってしまいがちです。 過度の「懐古好き」はヨボヨボ脳のひとつの症状です。 しかし、よく考えてみましょう。 超長寿時代にあっては、70代、80代でも、時間的な意味でのピークとはいえません。 「もうひと山、もうふた山あててみよう」 そう考えてみることです。 たしかに体力面での老化はあるものの、それを補って余りあるものがあります。 若い世代にはない経験…
第3章 あなたの脳は「融通」がきくか、きかないか 「終息するまでは、安心しい旅行もできない」 コロナが猛威を振るっていたころ、世代を問わず、そう考えていた人は少なくなかったはずです。 こうした「巣ごもり志向」による運動不足は、ヨボヨボ脳のリスク要因であることは間違いありません。 だからといって、「通りの向こうで風邪がはやっているから、布団を敷いて寝て待っている」といった暮らし方は、まさに「杞憂好き」であって、コロナ感染以上に心と体に悪影響を及ぼします。 そしてヨボヨボ脳予備軍の考え方、ライフスタイルといっていいでしょう。 「杞憂好き」の人たちが陥りやすいのが、「ゼロか百か思考」です。 「旅行が…
一条真也です。金沢に来ています。16日、金沢紫雲閣で北陸初のグリーフケアの自助グループである「月あかりの会」が発足しました。その記念として、ブログ「北陸合同慰霊祭」で紹介したセレモニーが10時から開催されました。その後、「グリーフケアの時代~サンレーの取り組み」という15分間の紹介動画を上映した後、東京大学名誉教授で宗教学者の島薗進先生とわたしのトークショーが開催されました。 会場は超満員! コーディネーターは出版寅さん! トークショーのコーディネーターは、「出版寅さん」こと出版プロデューサー&編集者の内海準二さんでした。冒頭、内海さんが「グリーフとは日本語に訳すと『悲嘆』。それをケアする活動…
僕の身近にもKindle出版プロデューサーをやっている(いた)人がいるので、今回の記事はアンタッチャブルなテーマで取り扱うか迷いました。 しかし、いちKindle出版者として思うところがあるので、リスクを承知でブログを書くことにしました。 最近は落ち着きましたが、ちょっと前にKindle出版がブームになったことがあります。 それに伴い「Kindle出版プロデューサー」と呼ばれる人たちも急増。 中にはきちんと成果を出している人もいますが、実力の伴わない名ばかりプロデューサーも多いので注意が必要です。 勘違いのないように言っておきますが、僕はKindleプロデューサーが嫌いなわけではありません。 …
●『杉浦康平のデザイン』(臼田捷治) 子が親より先に死ぬのは最大の親不孝。その報いで三途の河原で石を積み続けることになるが、鬼が来て蹴散らしてしまう……では弟子が”出藍の誉れ”を果たせず、師匠より先に死ぬとどんな報いを受けるのだろう……。 杉浦康平の弟子だったブックデザイナーの鈴木一誌が、この夏亡くなった(享年73歳)。まずは冥福を祈る。 我が同級生で"戦友"でもあったが、杉浦を追って造形大に転校してしまい、そのまま杉浦オフィスで12年も勤めて後に独立した。かくいう自分も20代は杉浦に影響され心底私淑していた。 杉浦の半世紀以上のデザイン活動は常に革新的で理知的だった。広告宣伝畑の連中のチャラ…
「まちぶせ」から辿るフランソワーズ・アルディ 宇宙人からの巨大キノコ、大量虐殺の可能性!? (msn.com) まさか、其れは無いやうに思うのだけれど…。 石川ひとみ まちぶせ - YouTube 石川ひとみ まちぶせ - YouTube 今日神奈川のhomeさんより届いた翡翠の標本を洗いつつ瓶詰めにして居たところたまたま「徹子の部屋」を視て居たら其処に「石川 ひとみ」が出演して居たのである。 でもって其処にて彼女が「まちぶせ」を歌った。 むしろ今の彼女の「まちぶせ」の方が良いやうに思う。 また何故か其の「石川 ひとみ」のことが昔から嫌いでは無い。 其れでもって何故か?と思い調べてみたところ彼…
一条真也です。 18日、朝粥会の後は、同じく松柏園ホテルのメインバンケット「グラン・フローラ」で恒例の「天道塾」が開催されました。この日も佐久間会長が欠席でしたので、最初にわたしが登壇して開塾の挨拶をしました。 最初は、もちろん一同礼! 天道塾のようす そのまま、わたしが講話もしました。冒頭、「今年の夏は本当に暑かった。北九州もですが、金沢も暑かった。中津も暑かった。ヒートアイランドの東京は殺人的な暑さでした。わたしは熱中症にならないように、ボルサリーノのハットを被って各地を歩きました。でも、今年より来年はもっと暑いし、もっと大雨が降ると思った方がいいです。地球温暖化とは、そういうことです」と…
一条真也です。わたしは、多くの言葉を世に送り出してきました。今回は「リメンバー・フェス」という言葉を提案したいと思います。意味は、ずばり「お盆」です。8月は、日本全体が亡くなった人々を思い出す「死者を想う月」。6日の「広島原爆の日」、9日の「長崎原爆の日」、12日の御巣鷹山の「日航機墜落事故の日」、そして15日の「終戦の日」、3日置きに日本人にとって忘れてはならない日が訪れます。そして、それはまさに日本人にとって最も大規模な先祖供養の季節である「お盆」の時期と重なります。 『供養には意味がある』(産経新聞出版) 拙著『供養には意味がある』(産経新聞出版)にも書きましたが、「盆と正月」という言葉…