今回は、2021年中学入試の出題傾向と対策(科目別)について、朝日小学生新聞で、SAPIX小学部の協力による特集が行われていたので、ポイントをまとめてみます。 1.算数 (傾向) ○コロナ禍で学習が遅れた受験生に配慮して全体的に難度が下がるかと予想されていたが、実際には、各学校とも例年レベルを維持 ○新傾向の問題がいくつか見られた。 ・「中央値」(2020年度から教科書に載るようになった分野)。次年度以降は出題が増える可能性あり。 ・プログラム的な要素を含んだ問題。フローチャートの問題、ルールに基づき点を動かしたり、数を操作するといった問題。 ・場合の数や作図を必要とする問題で、上位校を中心に…