呼吸器専門医Aは今までいろいろと本を書いてきました。内容から言うと呼吸器の専門書で、読者対象としては研修医から呼吸器の専門医資格取得を目指すような若手医師、あるいは呼吸器診療も行うプライマリケアの医師向けの書籍が主体です。ずっと取り組んできた若手医師を対象とした教育の一環です。もちろん病院で診療を通じての教育の方が効果があることは間違いないですが、例えば初期研修医対象だと、呼吸器内科へローテーションで回ってきても期間は1ヶ月程度ですし、直接指導する後期研修医と一緒の時間が長く、初期研修医と向き合う時間は長くありません。 それは鴨川にあるK総合病院のような人気のある研修病院ほど顕著です。書籍執筆…