SQLを学び始めた時、一番分かりにくかったのがウィンドウ関数(分析関数)です。 データベースを、単にデータを出し入れする場所として利用する分には、ウィンドウ関数を使うことは無いのですが、データを分析しようとする場合、あるととても便利な機能です。 ウィンドウ関数を使わないでも同様のクエリを書くことは可能なのですが、ウィンドウ関数を使うとクエリが短く書けることが多いです。 私も完全にマスターしているわけでは無いのですが、ここでは、ざっくりしたウィンドウ関数についての考え方をまとめたいと思います。 通常のSQLでできないこと 通常のSQLでは、FROMでデータを取得する対象テーブルを指定し、そこから…