勢いに乗って輝ける父親の背は、あまりにも大きくてまぶしくて、息子としてのヨタムには、越えられない大きな壁だった。(_ _|||) 若かった。制御しがたいエネルギーに翻弄されていた頃、父アザリヤ(ウジヤ)が神にうたれた。(´_`。) ヨタムのわだかまりは消え去り、国務を引き継ぐ自覚がめばえた。 周辺諸国の目を恐れ、父の病をかくした。父の廃位を考えずに、代行で政務をこなした。 そのため、時折、父の離れ家に、人目を避けて通い、父の意見を仰いだ。 そんなときの父の、後悔の滲み出た眼差は重くて、ヨタムは受け止めきれずに、しばしば目をそらした。 16歳の若さで、そのに双肩に国務を背負った父アザリヤ(ウジヤ…