「ご苦労お察しします」としか言いようがない 3年ぶりのゴールデンウィークが始まろうとしている。新型コロナウイルスの新規感染者が漸減している現在、これまでの2年間のような厳しい行動制限を課すことは到底考えられない。また、ヨーロッパやアメリカのようにほとんど制限なしの国も増えてきている。 こんな情勢の中、中国ではゼロコロナ政策が続けられ、上海や北京では厳しい外出禁止令や隔離政策が出されている。専門家の間では「失敗」「限界」「世界経済のリスク」など否定的な意見が多く出ているが、中国政府は方針を変更するどころか堅持しようとしている。 医学も政治も国際経済も、ゼロコロナ政策と日本の物価上昇の関係も、何も…