シンプルに生きるための教科書のような本です。 「哲学者」と「青年」という二人の登場人物が 「人はいま、この瞬間から幸せになることができる」 ということについて議論していきます。 心理学者・アドラーの教えを 哲学者の岸見一郎さんとフリーライターの古賀史健さんが 分かりやすく対話形式で書かれています。 アドラーのすごいところは 「すべての悩みは対人関係の悩みである」 と言い切っているところにあると私は思います。 最終的には「幸福」について 先日紹介した「寂聴 97歳の遺言」と同じようなことが書かれてありました。 途中の内容も アドラーの教えなのか、お釈迦様の教えなのか という違いだけで 本質は同じ…