輸送に関連した肺炎は重篤化する可能性があるため注意が必要です。 発熱、尾翼開帳呼吸、呼吸数増加、胸部痛(動くと痛い、唸る)、沈鬱(頭が下がったまま、飼い葉も食べない)、鼻汁がみられる症例では、胸膜肺炎を疑って早急に治療を開始することが重要です。 効果的な抗菌薬投与を速やかに行うことができるかどうかが、競走馬としての予後だけでなく、生存の予後にも関わってきます。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 胸膜肺炎について 馬の呼吸器疾患として、胸膜肺炎はそれほど珍しいものではありません。胸膜肺炎が起きるリスク因子としては、長距離の輸送、…