目次 1.勇払会所と松浦武四郎の足跡 2.勇武津資料館と八王子千人同心 1.勇払会所と松浦武四郎の足跡 勇払駅からさらに南へ進む。 勇払市街地の中心部に入り、東へ進むと勇払川の河口に出る。 そこからほんの少し西にかつての会所跡があった。 松前藩によってユウフツ場所が開かれたのち、この辺りは運上屋が置かれ松前藩の出先機関が置かれていた。 北前船が立ち寄り、勇払越えと呼ばれる太平洋側と日本海側を結ぶ陸路の起点でもある交通の要衝になっていた。 ロシアからの防衛のため、勇払は幕府の直轄地となった。 このとき、運上屋は会所に改称し幕府の役人が常駐するようになったのだ。 立派な石碑が建てられていた。 幕末…