レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「顔役」(1971)です。 この作品は邦画で、勝新太郎初監督・主演映画です。勝新太郎は独特の個性、味わいを持った俳優で、間口の狭い高倉健とか三船敏郎とは違い、とても上手い俳優ですが、私はどうもちょっと、いつも感じてしまいます。どうも波長が合わないように感じます。 このカルト映画は最近知りました。とてもユニークな映画だと聞いて、何がしか得るものがあるだろうとDVD購入鑑賞しました。以下に、その簡単な感想を述べさせてもらいます。 映画は、信用金庫の不正融資事件から始まる二つの暴力団の抗争事件をはみ出し刑事立花(勝新太郎…