作家。ハード・アクション小説の巨匠。1932年東京生まれ。 鹿児島県立伊集院高校を経て様々な職業に携わった後、同人誌「文芸首都」を舞台に作品を発表。1967年に芥川賞、69年に直木賞の候補となり、74年に『寝台の方舟』で第二二回小説現代新人賞を受賞。以後、バイオレンス、サスペンスをはじめとする幅広いジャンルで活躍している
小谷野敦が『芥川賞の偏差値』という本の中ですばらしいと書いていた勝目梓『小説家』という本を読んだが、たしかにすばらしかった。 到底正当化できないことをしていて、こうやって書くことが何かの贖いになったりするものだろうか。もちろんならないのだということをきっぱりと認めているのが潔い。 『死の棘』や『新生』の著者の狡猾さと違って好感が持てる、などと書いてしまえるというのは所詮自分も身勝手な奴だということだろう。『寝ても覚めても』の映画を見た時には女主人公に腹を立てておきながら、男ならば許せるというのはやっぱり許されないことだろう。 芥川賞と直木賞の候補になりながら、純文学を捨てて通俗小説家として貫い…
勝目梓 さん 作家。 1932年(昭和7年)6月20日、生まれ。2020年(令和2年)3月3日、死去。 情報 勝目梓とは - コトバンク 訃報 勝目梓氏が死去 作家 :日本経済新聞 作家の勝目梓さん死去 87歳 小説「獣たちの熱い眠り」など - 毎日新聞 勝目梓氏死去 作家:時事ドットコム 作家の勝目梓さん死去、87歳 エロスや暴力描き人気:朝日新聞デジタル 作家の勝目梓氏死去 小説「獣たちの熱い眠り」など | 共同通信 作家の勝目梓氏が死去 - 産経ニュース 「獣たちの熱い眠り」勝目梓さん死去…300冊を超える著作 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン