ビルマ(ミャンマー)で拘束されていたフリージャーナリストの北角裕樹さんが昨日(5月14日)、逮捕から26日ぶりに解放され、昨夜無事に帰国した。ビルマの情勢は変わらず厳しい様子だが、これには安堵した。この間の関係者の尽力をねぎらいたいと思う。 それにしても、国軍側のいう「虚偽のニュース」を広めた罪など、「濡れ衣」や「見せしめ」に過ぎないのだが、北角さんはどんな記事を書く人だったのだろうか。2月末、北角さんが最初に拘束されたときのことを書いたレポート(北角さんが逮捕・収監されたため、しばらく発表が留保されていたもの)を時事通信に見つけた。当時はクーデターが起きてから1カ月足らず。国軍側が有無を言わ…