BCGは結核を予防するワクチンの通称でこのワクチンを開発したフランスのパスツール研究所の研究者のアルベール・カルメット(1863~1933)とカミーユ・ゲラン(1872~1961)の名前を冠した細菌:Bacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)の頭文字をとったものです。 BCGは結核を予防するために接種するワクチンです。 我が国では1951年に『結核予防法』の施行に伴い法律による経皮接種が開始され、ツベルクリン反応検査の皮内注射を行い、陽性以外の(陰性や疑陽性の)反応の場合、経皮接種が行われその接種時期は、幼児期、小学生、中学生の3回でした。 BCGは、平成24年度…