昨日は「T先生の思い出」を書いた。まあ、この先生との話は数多いので、またナニかの機会に書くかもしれない。 医者話が続くが、Aさんという耳鼻咽喉科の医者がおられた。この方は先生と言うよりは友達の親父さんである。中学の頃はよく遊びに行って、その親父さんの話も聞いた。ワガハイは案外、年長者の経験話を聞くのが好きだったのだ。その方ははじめ、軍医を目指していたんだそうだ。そして医者になる頃には戦争が終わった。それからず~っと病院勤務医だった。 その方からは、いろいろ医者のリアルな話を聞くことが出来た。 Aさん:「医者って一番危険で汚いものを扱う職業でもある。診察するのは健康な人じゃない。患部には膿が溜ま…