「十五夜(満月)」から4日も過ぎた 陰暦八月十九日の月を 「寝待月」(ねまちづき) と言います。 「寝待」(ねまち) とは、文字通り、 「寝て待つ」という意味です。 18日目の月は、座って待つことから 「居待月」(いまちづき) と言いますが、 19日目の月は更に月の出が遅くなるため、 待ちくたびれてとうとう床に入って 寝ながら待つ月で「寝待月」(ねまちづき) と 呼ばれるようになりました。 「寝る」と同じ意味の「臥す」に因み、 「臥待月」(ふしまちづき) の異称もあります。