卞氏(べんし、160年〜 230年)曹操の妻、曹丕、曹彰、曹植、曹熊の実母。また、父は卞遠(敬侯)、弟は卞秉、祖父は卞広(開陽恭侯)。聡明で慎み深かったとされる。正史『三国志』の『魏書』に、「武宣卞皇后伝」として、独立した伝が有る。『三国志演義』にも登場する。
元は歌妓であったが、20歳の時、譙に居た曹操に見初められ、側室となった。後年、曹操のお供として、洛陽に行った。