無意識の中心にはセルフ(自己)というようなものがあって、セルフは自分を超えた超越的なものだというのです。セルフは例えるなら、神様の目のようなものです。(19) 自分では、自分が実在していると思い込んでいるけれど、実際は映画のスクリーンに投影された影のような存在でしかないのではないか。そして本当に存在しているのはむしろUFOのほうではないかと感じたわけです。・・・外のいわゆる現実は自分の心の世界の単なる影であって、本当の現実は心の中の世界かもしれないということになります。(21-22) 占う人はまったく無心になっていることが大切なのです。無心になっていることで、外的世界と内的世界の一致が生じるの…