岩波文庫149ページ「たとひ一刹那に発心修証するも即心是仏なり、たとひ一極微(いちごくみ)中に発心修証するも即心是仏なり、たとひ無量劫(むりょうこう)に発心修証するも即心是仏なり、たとひ一念中に発心修証するも即心是仏なり、たとひ半拳裏(はんけんり)に発心修証するも即心是仏なり」 たとえ一瞬、真実を知りたいという気持ちを起こし坐禅して大宇宙の真理を体感・体得(発心修証)するのも即心是仏であり、極々小さなものの中で(存在の大小に関係なく)発心修証するのも即心是仏であり、永遠の時間の中で発心修証するのも即心是仏であり、はっと思った時に発心修証するのも即心是仏であり、ちょっとした動作によって発心修証す…